自殺に結びつきやすい精神疾患というと、うつ病や統合失調症、依存症、パーソナリティ障害。
人気が出れば出るほど、芸能人は孤立。[ファンが増える]ということは、相対的に[自分を理解していない人が周りに増える]ということ。そうすると『理解してもらえない』と感じることが増え、[悩みがあっても内にため込む]ようになり、精神的な孤独感が増していく。
[真面目]であればあるほど、[私生活でもファンの期待を裏切らないように“芸能人”であろうと努力]。[私生活でもハメを外すことはなく、常に人の目を意識]した生活を余儀なくされる。次第に[芸能人と素の自分の境目が曖昧に]。
傍からだとキラキラして見えるが、内心深い『精神的孤独』を抱えていることが多い。[他人との社会的な関わりが断絶]され、[ひとりぼっちでいる状態]『物理的孤独』でも、精神的に充足している人は少なからずいる。
だが『精神的孤独』は[周囲に人がたくさんいて多くの人に愛されていても、心が孤独を感じる]こと。
周囲が気づかないことも多く、[知らない間に当人は孤独から心を病んでしまう]ことがある。
作品のたび、[役柄に深く入り込むことで、自分の輪郭がよくわからなくなってしまう]ことがある。
[自分自身のベースを保てなくなってしまう演技]をしている状態と 素の自分を切り替えられなくなる。
三浦さんは《僕の人間性を全否定するような出来事があり、たちまち鬱状態に陥り、自暴自棄になった》《仲の良い人に会うときに「死にたい」と思っていることを悟られたくなかった。「ウソの笑顔」を作り、毎日ウソをつくのが苦痛だった》などと綴られている。
芸能人は“唯一無二”になりがちな特殊な職業。
事務所との関係やイメージ戦略、CMクライアントの有無などによって、彼らが置かれる立場は十人十色。抱える悩みも[その人固有]のものになりやすく、親や友人だけでなく[仕事仲間に悩みを相談しても共感してもらいづらい]。[同じ業界の友人は時にライバル]にもなるわけで、無意識に『弱みを見せたくない』という発想に。
[仕事とプライべートを切り替えられない]ことにも悩み、[仕事への意見]が[本人に対する存在否定]に感じられる。
シリアスな役を演じると精神状態もそれに引っ張られるような、常に仕事モードの状態という[精神的な過重労働]。
過労死や過労自殺のリスクファクターとして、[労働時間が長い][仕事上の裁量がない]ことが、[認知に“歪み”を生じさせて]しまう。
芸能人の“売り物”は自分自身。だから[仕事への評価]が[その人自身の存在価値に直結]してしまう傾向あり。
[仕事ぶりへの意見]であっても、本人からすると[存在を否定された]と感じることもある。
芸能人の仕事は[代替不可能]なことが多い。仕事をすることで[自分が必要とされている実感]を得て、救われてもする。
だが[精神的孤独の芽が小さい]うちに取り除くことを意識しないと、取り返しのつかないことになってしまう。
性格は変えられないことが多いが、[認知は変えられる]。
追い詰められている人は生活の中での[時間的戦略]がなかなか立てられないもの。
[仕事の時間を決め]、まずは1人、できれば3人に、自分の気持ちを打ち明けて。
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E7%B5%90%E5%A9%9A%E3%82%92%E5%8F%8D%E5%AF%BE%E3%81%95%E3%82%8C-%E8%87%AA%E6%AE%BA%E3%82%92%E5%9B%B3%E3%81%A3%E3%81%9F%E5%A5%B3%E5%84%AAa%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%9C%E5%9B%9E%E5%BE%A9%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%81%9F-%E6%8B%85%E5%BD%93%E3%82%AB%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%81%8C-%E8%8A%B8%E8%83%BD%E4%BA%BA%E3%81%AE%E5%AD%A4%E7%8B%AC-%E3%82%92%E8%A7%A3%E8%AA%AC-%E4%B8%89%E6%B5%A6%E6%98%A5%E9%A6%AC%E3%81%95%E3%82%93%E9%80%9D%E5%8E%BB/ar-BB17rux7?ocid=msedgntp